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河合弘之監督のラジオ出演2本の紹介

15/09/02

◆ラジオフォーラム第138回◆

河合弘之監督は神戸女学院大学の景山加代子先生がパーソナリティーつとめているラジオフォーラム第138回に電話出演しました。

景山: 「河合さんは数々の原発訴訟で弁護団長として活躍していますが、なぜ『日本と原発』という映画をつくったのですか?」

河合: 「裁判だけではなかなか国民に浸透していかない。本もたくさんあるけれども、読まれない。最後に、やっぱりビジュアルだ!と。映画を作って国民の皆さんに、一人でも多くの方に、原発は危険なのだ、止めなければいけない、ということを知ってもらいたいと思って作ったのです。もう一つ、映画の目的は裁判官を説得するためです。裁判官は難しい書類ばっかり見ててよく分からないのです。映画で、日本の原発の危険性をトータルに捉えてもらいたいということで、作って、裁判所にもどんどん提出しています。法廷で上映されています。」

 

続きはこちら https://youtu.be/3MDOGVzNVe4?t=40m42s

 

◆『日曜はがんばらない』(文化放送) 7月12日 第167回放送◆

鎌田 實さん、村上 信夫さんとの鼎談です。

「古くは小説家や画家がメガホンをとり、近年は俳優やお笑い芸人が異業種監督として映画を発表していますが、全国で自主上映中の『日本と原発』を撮った河合弘之監督は「逆襲弁護士」の異名を持つ辣腕弁護士。後世に残すべきは何かという鼎談です」

 

「河合弘之さんは1944年中国・新京(現在の長春)生まれ、終戦の翌年に家族6人で引き揚げ途中、生まれたばかりの弟を栄養失調で失いました。自分も残留孤児になったかもしれないという思いから、中国残留孤児の日本国籍取得に注力し1250人が取得しています。また拠り所がないという孤児のための支援策として、御徒町に『中国残留孤児の家』を開設し、同店で扱う水餃子は人気も高く販売事業も軌道に乗せています。

 

一方、バブル華やかなりし頃「金屏風」で世間を騒がせた平和相互銀行乗っ取り事件や忠実屋・いなげや株買い占め事件、バブルの代名詞ともいえる商社イトマンの「イトマン事件」等数々の大型経済事件で顧問弁護士となり、誰も考えつかない戦術で逆転勝利に導いたビジネス弁護士です。ところがバブル紳士の弁護をして巨額の富を得たものの”心に秋風が吹き”自分が取り組むべきは何か?自問自答の末に”後世に美しい地球を残すこと=環境問題”という結論に達しました。この問題に舵を切ったきっかけは94年に会った核化学者の高木仁三郎さん(2000年没)との出会いです。「ひとたび原発事故が起きてしまったら国の存亡に関わる大きな問題である」と気づかされました。

 

鎌田さんも亡くなる半年前の高木さんから”反原発は何かに反対したい!という欲求ではなく、よりよく生きたいという希望の表現です”と告げられ偲ぶシーンもあります。

 

エネルギッシュな71歳の河合弁護士の口癖は”本気でしていると誰かが助けてくれる”」

 

続きはこちら http://www.joqr.co.jp/kamata/2015/07/post-166.html

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