推進側メディアでの映画評論 2014.12.01
14/12/03
■掲載情報■ 電気新聞2014.12.01 <ウェーブ 時評> 木元氏の記事
12月1日、電気新聞という業界紙の時評で映画「日本と原発」が紹介された。 執筆者はジャーナリストで元原子力委員でもある木元教子氏。
推進派の論客としても知られ、2013年には産経新聞で「原発即ゼロ」なんて幻影です 評論家・木元教子」というタイトルの記事も執筆されておられる。 その木元氏はもともとは河合弁護士と知己があり、素晴らしく優秀な人物で仲良しなんだと河合弁護士はいう。 その推進派である木元氏、河合弁護士との縁からか映画「日本と原発」を鑑賞くださり、業界紙紙面に記事をご執筆くださったのだろう。
電気新聞PDF
内容がいいので、ぜひ、皆さんにご紹介したい。
木元氏は、「原子力を国の基幹電源とする立場にいるものは、単なる反原発の映画と一蹴せず、今後、原子力の存在をどう説明したらよいか。真摯に考える資料・情報として、このドキュメンタリーを見るべきだと思っている」と書かれておられる。
まさに、河合弁護士がこの映画を通して訴えたいポイントはここにある。
立場・職場・環境によって、人々の心の中の真実は変わる。裁判がまさにその典型であろう。しかし、その多様な考えをベースに置いても、はやり、事実は事実であり、冷静に物事を判断し、協議し、この国の一員として、この国の未来をどのようにしていくかを、真摯に考え、理解する必要がある。
明日から、シネマート六本木で追加の試写会が行われるが、ひょっとすると推進派の人々も見にきてくれるかもしれない。お隣に座る紳士は推進派かもしれない。
多様な立場の方々、一人でも多くの方々にこの映画をみていただき、その上で冷静に考えていただく機会となることを、河合弁護士は心から願っている。
よって、木元氏の執筆によって、推進派の方々が映画鑑賞においでいただけるとすれば、これほど素晴らしいことはない。 その結果・影響を、期待したい。