『日本と再生』完成披露試写会を開きました!
17/02/17
自然エネルギーは、社会を変える新しいシステム。
2017年2月16日、渋谷ユーロライブにおいて完成披露試写会が開かれ、映画上映後、河合弘之監督、本作品を推薦している小泉元首相、映画の企画・監修の飯田哲也氏が登壇し記者会見を行いました。
河合弘之監督は、映画製作の目的を「一般の方に、自然エネルギーに向かっっていけば明るい未来が開けるのだと理解してもらいたい。経済界の人に、自然エネルギーは国の工業や産業を担い、利益が上がるということを説きたかった」と述べ、「映画を作ることで自分自身も成長した」と語りました。「初めの発想は、脱原発、その替わりのエネルギーは自然エネルギーということだった。自然エネルギーは、単に素朴な手触り感のある技術というだけでなく、その対極にある最も近代的な技術、IT、IoTの技術とか、AIとか、そういうものと密接なつながりがあるということが分かった。素朴な技術と近代的な技術が密接なつながりがあり、ここをきちんとやれば、楽しくて安全で、豊かな社会が開けているのだということが分かった。これは、私にとっても驚きでした」。
小泉元首相は、「私はこの映画を観て、あの細川さんが知事選に出た選挙を思い出しました。敗れました。原発推進者は『それ見ろ、小泉・細川が原発ゼロなんて言っているけど、選挙は関係ない。これで小泉・細川も諦めるだろう』と言いました。しかし、雨の日も吹雪の日も集まった黒山の熱心な聴衆を見て、これは根強い、諦めちゃいかん。絶対、原発ゼロはできる、政治が決めれば、日本国民も企業も必ず協力する、と思った。
自然エネルギーは利益が上がる、儲かる事業だ。そういう映画になっていたから、あの運動は生きているな、敗れてもくじけてはいけない。日本は将来、世界に冠たる自然エネルギーで発展する国になる、そういう国づくりが、未来が待っている、ということを今日の映画で確信した」と語りました。
飯田哲也氏は、「明らかに世界ですごい変化が起きている。そして、明らかに日本はそれに取り残されている。取り残されているどころか、逆向きに走っている。そのギャップは伝えなければならない。未来へのベクトルがますます加速して、この方向に変わっていくのだろうということが、この映画の中で凝縮されて、描かれ、未来を感じていただけると思います」と訴えました。
記者会見の模様、小泉元首相の発言は、当日夜のTBS/News23で報道され、また、
【映画.com】http://eiga.com/news/20170216/19/
【シネマトゥデイ】http://www.cinematoday.jp/page/N0089614
【フィールドキャスター】http://fieldcaster.net/archives/5003
で紹介されました。
記者会見での発言と模様は『日本と再生』フェイスブックでも、短い動画で発表していきますので、ご期待ください。