河合弘之「法廷で再稼働を食い止める」ー 雑誌『世界』5月号発売
15/04/10
「法廷で再稼働を食い止める−日米原子力協定は脱原発の壁か−」
再稼働を安倍政権が強行しようとしている。だが、日本の原発は動いていない。言うまでもなく、脱原発を求める世論による抵抗が続いているからである。脱原発弁護団全国連絡会が取り組む法廷闘争も、全国的な脱原発への多くの取り組みの一部をなしている。法廷で再稼働を食い止めるための熾烈なたたかいを、現場の第一線に立ち続ける河合氏が報告する。同時に、「日米原子力協定」をめぐって、日本が原発の継続をアメリカから義務付けられているかのような言説について、詳しく検証する。
かわい・ひろゆき 弁護士。東京大学法学部卒業。脱原発弁護団全国連絡会代表、浜岡原発差止訴訟弁護団長など。著書に『動かすな、原発。』(岩波ブックレット、共著) など。